マラーク その2


マラークが母ダマーニから自立宣言を受けた話を
以前書きましたが、
実はこれには続きがありまして、
本当はお産になる前に書く予定だったのに、
アマールが慌ててこの世に生まれ出てきてしまったので
すっかり流れちゃったんですが。

文、長いです。



マラークは大人の体になり始めた頃から、
砂漠の広場に出ると端の方へ走って行き、柵沿いに
外の砂漠を見ながら行ったり来たりするようになり(折の中の
ライオンのイメージ)、
「もしかしたら、ここは自分の居場所じゃないと
思っているのかなぁ」と思わせる仔でした。

見ていると、なんだかここに閉じ込めているようで
申し訳なくなり、マラークはいつか砂漠に放して
やったほうがいいのかもしれないと考えるように。

それでも、まだダマーニという味方がいて、
不安になれば母のところへ寄っていっていたので
心の拠り所があることに、ちょっと気持ちが楽だった私。

*怪しいものに向かって、牽制するため
鼻を膨らませるダマーニと、四足ジャンプをするマラーク。
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で、サハーバ生まれてすぐ、あの母の突然の親離れ宣言。

母親に突然ガツンとやられて放心状態のマラークも
切なかったんですが、それはその一時。
誰もが昇る階段ですし。
しかし、それ以上に、ここにいる理由がなくなったと言わんばかりに、
柵の近くを行ったり来たりすることがさらに多くなった姿を
見るのがけっこーしんどかった。

ちなみに、姉妹の仲はけっこう微妙です。
ガゼルという生き物がそうなのか、サーメル一家の女性たちが
そうなのかよくわかりませんが、基本きびしい。
優劣は年功序列でそれは絶対。
母が一番えらくて、次が長女、そして次女。
攻撃し合うということはまずありませんが(でもなにやら
虫の居所が悪いときは、強いほうが弱いほうを突然追い回したり
することもあるんですが。女だね~(あれ、私だけ?))、
お互いが大人になると、寄り添ったり遊んだりすることは
なくなります。

こんな時もあったのにな~。
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この頃は、姉ちゃんに睨まれたって
ぜんぜん平気(お母さんと自分の間に入ってきた
マラークを牽制してみる姉ハディーヤ)。
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こちらは、おか~ちゃ~んと、
寝ているダマーニの邪魔をするマラーク。
今こんなことしたら、でっかい雷落ちます。
というか、ここまでの接近は許されない。
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かなり大きくなってからもこんなことしたって、
許されてたマラーク。
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ちなみに、この後やりすぎて、
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いーかげんにせーよっ!と母に怒られるけれど、
自分に甘いの知っていて、
ぜんぜんおかまいなしのマラーク。
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そんなこんなで、今までは母の後ろ盾があったので、
姉ハディーヤに追いやられても、母の元に走り寄っていけば
よかったんですが、それができなくなり、
ハディーヤに追いやられて母の元に行き、母に追いやられて
結局一人で柵のそばで行ったり来たりするー
「ごめんよ~マラーク。早くに砂漠に出してあげれば
よかったかなぁ。あれだけアピールしてたのにさぁ・・」と
謝る毎日でした。


なので、今回のマラークのお産、当然他の仔と同様に
無事のお産を願いましたが、
赤ちゃんが生まれればまたマラークの立場も変わるー
「無事なお産」への思い入れが普段よりちょっと
大きかったのは確かです。


・・・あり?本当は、「お産時のハプニングで思いがけず
時間がかかっちゃったけれど、ようやくぐいっと大人の階段
昇りました」って話までいくはずだったんですが、
書いてたらなんだか長くなっちゃったので、
次へ続く~。

(おまけ)
マラークの幼少時。
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娘のアマール。
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同じくマラーク幼少時。
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こちらアマール。
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by hanamomoact | 2010-09-04 18:37 | サーメル一家


UAEでの生活。家族はガゼル・犬・鳩・馬・猫・ラクダ・牛・山羊・・・+オットの相方さま。


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