ラクダ幼稚園2014
今日は久しぶりに長いです。
今年もやってまいりましたラクダ幼稚園の季節。
冬の間に生まれたラクダの赤ちゃんたち、
お母さんにべったりだった時期を過ぎてこどもたちだけでワイワイ過ごすことが多くなり
只今「らくだ幼稚園」毎日たいへんな賑わいです。
放牧中、バーバー(そういう声)大騒ぎしてるなぁと思って見たら
なにやらもめてる仔どもたち。
近づいて行ったら、「えーぼくたち何にもしてないよー」とみなさん。
いやいや、なんかそこで大騒ぎしてるよ〜と覗くと
上から押さえつけて羽交い締め遊び中。
されてる仔の声が大きくなってきたので、
まぁ遊ぶのはいいけど、ほどほどにしなさいよーと止めに入ったら
いつもつるんでる3人組、
こわいおばちゃん来たー、行こうぜ、行こうぜー。
(ちなみにみんな♂ 今年はほとんどが男の子)
楽しそうでいいけどさー、怪我しない程度に遊んでちょーだい。
このワイワイやってるちょっと先の砂丘の斜面に
まだ幼い入園ちょっと前の幼仔が座っていて、
くつろいでいるように見えますが、実はまだバランスが悪く、
こんな小さな砂丘が上手に登れない。
登りきれずに座り込み、さてどうしようと考え中のところ。
それを見た私をおばちゃん呼ばわりした3人組。
「あれーどしたの〜?」
「登れないの?大丈夫?登り方教えてあげようか」
って先頭の赤い仔ラクダが兄さん風を吹かして登り方伝授しようと思ったら、
後ろの白い仔(若干悪ガキ)
白「ねーもういこうよ〜」
赤「今ちょっと忙しいから待って」
*ラクダの色についてこちら参照。
って言ってんのに
白「行こうってー」とガブリ。
痛いなーもうー!
・・そして揉め事へ発展。
完全おいてけぼりで
「あの、ボクの案件はいったいどうなってるんでしょうか・・」と
遠い目の幼仔。
しかもドタバタに巻き込まれて蹴られてとばっちり。
そのうち「あーもう行こう行こう」と幼仔のことはすっかり忘れて
去って行く3人組。
コドモってそんなもんよね。
置いていかれそうになって、ちょっと慌てて立ってみようする幼仔。
がんばれ〜っ。
お。
あぁ〜。
幼「今、あぁ〜って言った?」
イッテナイイッテナイ。
しばらく考えていたけど、みんながどんどん離れて行っちゃうのを見て
がんばってみる気になったけど、
あああぁ〜。
幼「・・言ったよね、あーーーって言ったよねっ」
ス、スミマセン。言いました。
でも一つ言わせて。
あのさー気がついてないかもしれないけど、
ものすごく下まで降りて来てるから、上に登ろうと思わないで
とりあえず立ったらいいんじゃないかと思うんだけど。
幼「え?」
ってどうやらその点に気がついたらしく、
あと一息〜。
やた。
また同じところ登って行くからコケルかと思ったけど
上手に登りきり、
みんなと無事合流〜。
以前書きましたが、ラクダは「砂漠の船」と呼ばれています。
でもその「砂漠でも沈まない船」も、まだ未熟な時は
全体に比して長過ぎる足がバランス悪く、
座礁(?)もしょっちゅう。
「どしたん〜?」と同級生を助けに来たのかと思いきや、
「なにかおもしろいもんでもあるの?」と一緒になって地面を観察。
座礁した小型船もただでは起きず、目の前に生えてた草を食べる。
で、なぜかそのまましばしふたりでまったり。
こちらは乗り上げちゃったのではないので座礁じゃないけど、
降りようと思ったらバランス崩して倒れこみ、
動けなくなった仔ラクダ。
でも、やはりただでは起きない。
せっかくこんな楽に草が食べられるのだからとそのまま食事。
先にも書きましたが、首の長さと足の長さの比が大人と違い、
足が長過ぎて、地面の草を食むのに前足をパカーンと開かないと
届かない。
ま、生まれてすぐ首が長かったらおっぱい飲むの大変だから
理にかなってはいるんだけれど。
「えーなんかその食べ方楽でいいね〜。」
でも友達が去って行ったら急に不安になっちゃって、
立とうと思ったけど、この斜面の向きではなかなか思うように立てない。
で、もがいていたら、
図ってか図らずしてか(多分後者。でも前者だったらすごいけど)、
ずるずると砂丘の下に到着。
すくっ。
でもって、また同じ急な砂丘を慌てて登って行くもんだから、
案の定。
それ見てた同級生「また?!」
同級「いつになったら登ってくるの〜?」
そう言われて一念発起。
ようやく登頂〜。
同級生みんなと無事合流。
そんなこんなのラクダ幼稚園2014のお話、
続く。
今年もやってまいりましたラクダ幼稚園の季節。
冬の間に生まれたラクダの赤ちゃんたち、
お母さんにべったりだった時期を過ぎてこどもたちだけでワイワイ過ごすことが多くなり
只今「らくだ幼稚園」毎日たいへんな賑わいです。
放牧中、バーバー(そういう声)大騒ぎしてるなぁと思って見たら
なにやらもめてる仔どもたち。
近づいて行ったら、「えーぼくたち何にもしてないよー」とみなさん。
いやいや、なんかそこで大騒ぎしてるよ〜と覗くと
上から押さえつけて羽交い締め遊び中。
されてる仔の声が大きくなってきたので、
まぁ遊ぶのはいいけど、ほどほどにしなさいよーと止めに入ったら
いつもつるんでる3人組、
こわいおばちゃん来たー、行こうぜ、行こうぜー。
(ちなみにみんな♂ 今年はほとんどが男の子)
楽しそうでいいけどさー、怪我しない程度に遊んでちょーだい。
このワイワイやってるちょっと先の砂丘の斜面に
まだ幼い入園ちょっと前の幼仔が座っていて、
くつろいでいるように見えますが、実はまだバランスが悪く、
こんな小さな砂丘が上手に登れない。
登りきれずに座り込み、さてどうしようと考え中のところ。
それを見た私をおばちゃん呼ばわりした3人組。
「あれーどしたの〜?」
「登れないの?大丈夫?登り方教えてあげようか」
って先頭の赤い仔ラクダが兄さん風を吹かして登り方伝授しようと思ったら、
後ろの白い仔(若干悪ガキ)
白「ねーもういこうよ〜」
赤「今ちょっと忙しいから待って」
*ラクダの色についてこちら参照。
って言ってんのに
白「行こうってー」とガブリ。
痛いなーもうー!
・・そして揉め事へ発展。
完全おいてけぼりで
「あの、ボクの案件はいったいどうなってるんでしょうか・・」と
遠い目の幼仔。
しかもドタバタに巻き込まれて蹴られてとばっちり。
そのうち「あーもう行こう行こう」と幼仔のことはすっかり忘れて
去って行く3人組。
コドモってそんなもんよね。
置いていかれそうになって、ちょっと慌てて立ってみようする幼仔。
がんばれ〜っ。
お。
あぁ〜。
幼「今、あぁ〜って言った?」
イッテナイイッテナイ。
しばらく考えていたけど、みんながどんどん離れて行っちゃうのを見て
がんばってみる気になったけど、
あああぁ〜。
幼「・・言ったよね、あーーーって言ったよねっ」
ス、スミマセン。言いました。
でも一つ言わせて。
あのさー気がついてないかもしれないけど、
ものすごく下まで降りて来てるから、上に登ろうと思わないで
とりあえず立ったらいいんじゃないかと思うんだけど。
幼「え?」
ってどうやらその点に気がついたらしく、
あと一息〜。
やた。
また同じところ登って行くからコケルかと思ったけど
上手に登りきり、
みんなと無事合流〜。
以前書きましたが、ラクダは「砂漠の船」と呼ばれています。
でもその「砂漠でも沈まない船」も、まだ未熟な時は
全体に比して長過ぎる足がバランス悪く、
座礁(?)もしょっちゅう。
「どしたん〜?」と同級生を助けに来たのかと思いきや、
「なにかおもしろいもんでもあるの?」と一緒になって地面を観察。
座礁した小型船もただでは起きず、目の前に生えてた草を食べる。
で、なぜかそのまましばしふたりでまったり。
こちらは乗り上げちゃったのではないので座礁じゃないけど、
降りようと思ったらバランス崩して倒れこみ、
動けなくなった仔ラクダ。
でも、やはりただでは起きない。
せっかくこんな楽に草が食べられるのだからとそのまま食事。
先にも書きましたが、首の長さと足の長さの比が大人と違い、
足が長過ぎて、地面の草を食むのに前足をパカーンと開かないと
届かない。
ま、生まれてすぐ首が長かったらおっぱい飲むの大変だから
理にかなってはいるんだけれど。
「えーなんかその食べ方楽でいいね〜。」
でも友達が去って行ったら急に不安になっちゃって、
立とうと思ったけど、この斜面の向きではなかなか思うように立てない。
で、もがいていたら、
図ってか図らずしてか(多分後者。でも前者だったらすごいけど)、
ずるずると砂丘の下に到着。
すくっ。
でもって、また同じ急な砂丘を慌てて登って行くもんだから、
案の定。
それ見てた同級生「また?!」
同級「いつになったら登ってくるの〜?」
そう言われて一念発起。
ようやく登頂〜。
同級生みんなと無事合流。
そんなこんなのラクダ幼稚園2014のお話、
続く。
by hanamomoact
| 2014-03-20 00:47
| らくだ
UAEでの生活。家族はガゼル・犬・鳩・馬・猫・ラクダ・牛・山羊・・・+オットの相方さま。
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本館など。
はなももの目線から
サーメル(一家)のひとりごと。
(ももの別館)
****************
毎回、うわ~と感激しながら読んでいます。
トルコ子育て生活
がっつり読み応えあります。
・ドバイ日和
・イスラマ日和
・カフェ★イスラマバード
日本画家のお友達。
彼女の包み込まれるような絵がとても好きです。
竹林柚宇子website
ドイツの
溢れる美しさの写真、
深い思い、
ぜひ本館もご一読を。
黒い森の白いくまさん
やさしさと夢が
いっぱいつまった
お友達のイラストレーター
Ukacoさんのサイト
カタールに住むTakeC
さんの真剣に真摯に
生きる姿勢とそれを映す
魅力的な写真の数々
遊牧民的人生
理科の先生の、
好奇心探究心がたくさん
詰まってます。
Go! Joppari
世界中のどこにいても
どんな些細なことにも
感謝と感激、
幸せでいっぱい。
世界のあっちこっちで・暮らし中の小さな幸せ♪
お馬さんへの愛に笑ったり、ほろっときたり、勉強になったり。馬たちのイラストが愛しいほどにかわいい。
おがわじゅりの馬房
肩に力がはいってしんどい時は、ニュージーランドで馬に囲まれて生活する不二子さんのブログを訪ねたくなります。
ニュージーランド馬物語
だんなさまと二人、猫・犬・山羊の家族と伴に夢に向かって進む姿は、着実で、自然で、そして穏やかにエネルギッシュ。
山と海とつながっていくこころ
とにかくその目で確かめてみてください。お友達の動物彫刻家「はしもとみお」さんのサイト。ブログもあります。
はしもとみおホームページ
沢山の愛しい動物達とNYの山の中、絵本の中で生活しているみたいなNahokoさん。
まきばの詩ーFarm Nature Love-
たいへん美人さんの白ねこレイアさんと表情がなんともかわいい黒ねこルークくん。ふたりの性格がよーくわかる写真がとても好き。陰陽マークの完成が待ち通しい。
しろねこくろねこ
色も模様もとても魅力的なトルコの装飾タイル。それをトルコのイスタンブルで制作している日本の方がいたとは。素敵な作品の数々、タイルの知識、トルコの魅力、イロイロ満載です。
-イスタンブル発-トルコタイル通信
どの写真も「こんな風に撮れたらなぁ」って憧れです。
さぬき写真工房
手にとると、ただかわいいだけじゃない、丁寧に思いがいっぱいつめられていることがわかります。
needle work glimmer
≪動物園チーム(勝手に命名)≫
動物への深い深い愛が
ぎっしりつまってます。
動物園でお散歩
どの写真も動物の魅力
120%!
rio's story
牛はちょっとトラウマがあるけれど、馬はじめ、鳥、犬、動物・動物園が大好きなぱるさん。
Zoo~っと行こう♪
サーメル(一家)のひとりごと。
(ももの別館)
****************
毎回、うわ~と感激しながら読んでいます。
トルコ子育て生活
がっつり読み応えあります。
・ドバイ日和
・イスラマ日和
・カフェ★イスラマバード
日本画家のお友達。
彼女の包み込まれるような絵がとても好きです。
竹林柚宇子website
ドイツの
溢れる美しさの写真、
深い思い、
ぜひ本館もご一読を。
黒い森の白いくまさん
やさしさと夢が
いっぱいつまった
お友達のイラストレーター
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カタールに住むTakeC
さんの真剣に真摯に
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魅力的な写真の数々
遊牧民的人生
理科の先生の、
好奇心探究心がたくさん
詰まってます。
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世界中のどこにいても
どんな些細なことにも
感謝と感激、
幸せでいっぱい。
世界のあっちこっちで・暮らし中の小さな幸せ♪
お馬さんへの愛に笑ったり、ほろっときたり、勉強になったり。馬たちのイラストが愛しいほどにかわいい。
おがわじゅりの馬房
肩に力がはいってしんどい時は、ニュージーランドで馬に囲まれて生活する不二子さんのブログを訪ねたくなります。
ニュージーランド馬物語
だんなさまと二人、猫・犬・山羊の家族と伴に夢に向かって進む姿は、着実で、自然で、そして穏やかにエネルギッシュ。
山と海とつながっていくこころ
とにかくその目で確かめてみてください。お友達の動物彫刻家「はしもとみお」さんのサイト。ブログもあります。
はしもとみおホームページ
沢山の愛しい動物達とNYの山の中、絵本の中で生活しているみたいなNahokoさん。
まきばの詩ーFarm Nature Love-
たいへん美人さんの白ねこレイアさんと表情がなんともかわいい黒ねこルークくん。ふたりの性格がよーくわかる写真がとても好き。陰陽マークの完成が待ち通しい。
しろねこくろねこ
色も模様もとても魅力的なトルコの装飾タイル。それをトルコのイスタンブルで制作している日本の方がいたとは。素敵な作品の数々、タイルの知識、トルコの魅力、イロイロ満載です。
-イスタンブル発-トルコタイル通信
どの写真も「こんな風に撮れたらなぁ」って憧れです。
さぬき写真工房
手にとると、ただかわいいだけじゃない、丁寧に思いがいっぱいつめられていることがわかります。
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≪動物園チーム(勝手に命名)≫
動物への深い深い愛が
ぎっしりつまってます。
動物園でお散歩
どの写真も動物の魅力
120%!
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牛はちょっとトラウマがあるけれど、馬はじめ、鳥、犬、動物・動物園が大好きなぱるさん。
Zoo~っと行こう♪