本がでました。(多分その1)

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いや、もう聞いたし!ってツッコミ入りそうですが、
前回は、「本を出す事になりました。」と、発売予告(?)でして、
その後自分の手元に出来上がった本が着いた日に
「本が出ました!」と、ちょっとテンション高めに、改めて本について
詳しく書く気まんまんだったんです。

なんですが、郵送トラブルがあったりして、結局本が届いたのは
発売日よりもずっとおくれた数日前。でも、それよりもタッチの差(?)で、
ドバイにある紀伊國屋書店さんに本が入荷され、発売が始まったので、
結局、ドバイ紀伊國屋さんで自分の本を初めて見、そして、さらには
購入をして、自分の本を初めて手に入れるという、
長いことわが家のブログを見て下さっている方なら
きっとニヤニヤしちゃうような、なんともわが家らしい展開でした。

なので、あんまり実感のないまま、本を手に入れる前に
感動のピークを過ぎちゃったもんですから、
「本が出ました!」ではなくて、「本が出ました」というタイトルに
なりました。

(前置きその1おしまい)




そんなわけでして、本が入荷しましたと連絡をいただいたので、
ドバイ紀伊国屋さんにおじゃましてきました。
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今回、本の件では、ドバイ紀伊国屋さんの書店員さんに
大変お世話になっているんですが、お話いろいろさせていただいて、
私、書店員さんへのイメージかなり変わりました。
なんていうか、熱い!いい本を、沢山の人に手に取って欲しいと
いろいろ考えて、工夫して、試行錯誤しながらお仕事されている姿に、
書店員さんって、探している本を案内してくれる人というイメージで、
本屋さんでの存在を、今までそれほど考えた事なかったな〜と(スミマセン)。
今思いついたんですが、漠然と本を読みたい時に本屋さんへいって、
書店員さんに相談するのもアリなのかも。ソムリエみたいに。

話、かなり横道行きましたが、ドバイ紀伊国屋さんは
沢山の本を置いてくださっていまして、日本書籍のところはもちろん、
地元の人が興味を持つ本を集めているところにも、陳列していただきました。
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(書かせていただいた色紙。沢山仕入れていただいてこれくらいしかできない
ってのもなんですが、その分気合い入れて書いてみました)
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また作って下さったポップが、ツッコミどころ色々な
熱いポップ。ありがとうございます。
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他にもこんなところにも。
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こちらは、アラビア語の棚。
ドバイ紀伊国屋さんて、店舗めちゃくちゃ大きいんですが、
店舗の真ん中あたりに、モール内の他の階につながっている
エレベーターがあります。
そのド真ん前。

さて、どれでしょう〜。
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ここでした〜(本に帯って日本特有の文化なんでしょうか)。
写真を使ってのポップは、日本の編集プロダクションの方が
作ってくれたもので、そこにアラビア語を追加。
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ドバイ紀伊国屋さんの中にある喫茶店で、相方さまが
追加の即席アラビア語ポップ作り。
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「あ、ちょっとおかしな文かも。ま、いっか」って、
まいっかでいいのかいな。
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ドバイ紀伊国屋書店さんの熱いポップに書かれたように
新名物かどうかはわかりませんが(明らかに違う)、
もしドバイ紀伊国屋さんに寄る機会のある方は
ご覧になってみてくださいませ。


(前置きその2おしまい)



そんなこんなで、わが家にやってきた、「砂漠のわが家」。
一番見せたかった、サーメルやダマーニは見せる事
叶いませんでしたが、とりあえず、ガゼルチームに見ていただくことに。

が、みんな「?!」の反応で、遠巻きに見て、なかなか近くに寄らず。
ダマーニだったら、すぐに見に来てくれただろうなぁと思っていたら、
マラークが覗きにやってきました。
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とりあえず、葉っぱに興味をあるフリをして
視界ではしっかりキャッチして様子見。
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「フリ」はいらないらしいと悟り、ちょっと顔をあげて
しばし様子をみてみるマラーク。
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できるだけ首をのばして体は遠くで覗いてみる。
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マ「ふーん。ナニコレ」
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不肖ワタクシ、この度本を出させていただきましたんデス。
マラークの写真もあるんだよ。
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マ「私、けっこうクールで無表情なこと多いじゃん」
いやいや、いい顔の写真、選んでもらったよ。
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マ「ふーん。。」
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イヌズやら、ネコズやら、ウシズやら、ラクダズやら
もろもろみんなに見せに廻りたかったけど(みんなにしたら
いい迷惑ということは気づかないことにして)、
それは、おいおいということで、とりあえずタイトルに合った
場所で撮ってみました。

「砂漠のわが家」砂漠に立つ。みたいな。
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そしたら、さんちゃんやってきた。
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さんちゃんも、写真あるんだよ。
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いや、どんだけ近くで見つめても、本というのは、開かないと
見れないんだけれどもね。
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クブズは、チラ見。
もしかしたら、クブズさん、一番出番多いかもよ。
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なにやらしばし考えて、その後飛び立ち、
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ぐるーっと飛んで戻ってきました。
ク「なんで、表紙がガゼルとネコなのー!」
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ブログ、ツイッター、レビューサイト、などなど、
本の感想をありがとうございました。
いただく感想の中で、「癒されます」というものが多分
一番多かったと思います。
わが家のブログを見つけ出し、本を作りませんかと声をかけてくださった、
編集プロダクションの方や、一か八かで出版を決めて下さった幻冬舎さんの
編集の方などの思う本の向かう所も、直接そう言われたかどうかは忘れて
しまいましたが、「読んで癒されるもの」だったと思います。

なんですが、しょーじきなところを言ってしまうと、私の中では、
本をつくっている最中、「これを読んで癒されて下さい。。」という思いは、
まったくもってありませんでした(こんなこと書いたら怒られるのかナ)。

私の撮る写真は、例えば、動物のかわいい場面を撮ろうとか、おもしろい
写真を撮ろうとか、そういう意図で撮った物はほとんどなくて、自分にしてみれば、
なんてことのない日常の中で、家族がやらかすできごとを、あぁこの場面を
とっておきたい(「撮って」おきたいではなくて、「取って置きたい」)なと思った時に
撮ったものが溜まったものです。

旅行へ行った時に写真を撮るのと、意味合いはまったく一緒で、
その「取って置きたい」場面を撮れたとき、
それを紹介する形でブログをやってきました。

なので、本を出すというお話をいただいた時は,うれしいという気持ちも
もちろんありましたが、本当に、個人のこんな日常が本になっておもしろいもんなんだろうか
という不安の方が大きくて、本を作っている最中も、何回か編集プロダクションの方に
その不安を吐露したこともありました。

それは大丈夫と背中を押してもらい、途中からは余計な事を考えないで、
ウソ偽りなく、でもって、盛る事も無く、そのまんまをぶつけてしまえという
気持ちに切り替えていきました(時々ゆらゆらはしましたが)。

なので、今回写真それぞれに、すこしずつ言葉を加えていますが、
ドラマチックに仕立てたり、詩的に仕立てたりしないよう、
自分が写真を撮った時に感じた事から離れてしまうことのないよう、
それは気をつけて書きました。

サーメルと子すずめが向き合っている写真がありますが、そこには
「大事な事は言わなくてもわかる」というような内容を書きましたが、それも、
かっこいいこと言い過ぎていないか?とちょっと考えました。
でも、同じ言葉をもたず、大きさもこんなに違い、この時はじめて出会ったのに
サーメルはちいさいものが背中に乗っている事を許し、子すずめは、
まったくこわがることなくサーメルを見て、本に載せた写真の後も、
移動して行くサーメルの背中にしばらく乗っていたことを思い出し、
この言葉にうそや上乗せはないなと思い、
あの言葉になりました。
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つまり、もちろん以前書いたように、思いのギュッとつまった本ではあるんですが、
でも、自分の中では「癒し」とは、かなりかけ離れたところの「思い」でして、
「これが、私(たち)が大事にしているものです」というものをお披露目するという
なんていうか、ひとりよがりのものといいますか。

それを、こうして「癒された」と感想いただいて、
仕上げて下さったデザイナーさんのお力などももちろんありますが、
笑わそうとか、癒そうとか、そんなことこれっぽっちも思っていなくて、
自分にただただ正直に生きている姿が、そのまんま誰かの心に響くのだから、
動物たちよ、キミタチすごいなーと。

すごーくがんばって、客観的に見た時に、たしかに、ガゼルの仔って
かわいいなーとか、ペティなんだかどえらくかわいかったのねとか、
ネコたちのそれぞれの写真もかわいいなーとか、「かわいい」的要素
いっぱいあるのかもなと思いますが、
もし伝えることができるのならば。。と思っていたことは、
生きるって、深いしでも浅いし、複雑のようでほんとうは実はすごく単純で
とにかくスゴいことナノダ、という、
私が普段みんなから教えてもらっていることでした。

この限られたページの中で、さすがに私の写真の力では、
そこまでに至る事はできなかったのが残念なんですが。

ってなことを、本を何度もみながら、ぐるぐる考えていたんですが、
でもよく考えたら、本が誰かの手に届いたら、もう後は読み手のみなさんのモノで、
かわいいと楽しんでいただくのも、癒されたと思っていただくのも、
そこに別の何かを感じていただくことも、何も感じない事も、自由なんだよな〜と。
それぞれに楽しんでもらったら、それでいいじゃない、アッハーみたいな結論に
至りました。

余談ですが、こういうね、割と一度はまるとややこしいことを
考える性格なので、本作りの最中、そのややこしい私とつきあわなくては
ならなかった、編集や構成を担当して下さった方は、ほんと
大変だったと思います。

ただひとつだけ、これら写真で、もし伝わってくれたらいいなと
思う事がありまして、それは、新しいメンバーが加わるたび、
私がそのつど気づかされている
「性格もそれぞれで、それぞれに考えて、感じて、
その時の気持ちが、見てよくわかるくらい表情に出すのは、
鳥もガゼルもウサギもみんな一緒なんだなー」
ということ。
クブズらしいなーとか、サーメルらしいなーとか、まさにペティだな
という写真を撮ってきたつもりなので、それが伝わっていたら
とてもうれしいです。


もうちょっと本の裏話的なこと書こうと思ったら長くなっちゃったので、
(多分)その2へ続きます。多分。。
by hanamomoact | 2014-10-18 01:58 | 家族


UAEでの生活。家族はガゼル・犬・鳩・馬・猫・ラクダ・牛・山羊・・・+オットの相方さま。


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しろねこくろねこ



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-イスタンブル発-トルコタイル通信



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